Blog『新宿通り・若旦那通信』

“新宿通りの若旦那”こと、新宿・甲州屋呉服店の志村郷親が、「着物」や「和文化」、日々の仕事のことなどについて語ります。

最近立て続けに起きた不思議なお話

こんにちは!
“新宿通りの若旦那”こと、
甲州屋の志村郷親です。

梅雨の後半になってから、天気予報は曇りや雨マークが出ていても、当日になると雨が降らないどころか、晴れ間が差す日があったりしますね。

まだまだ梅雨明けには程遠い中、天気予報を当てにすると傘が邪魔で終わってしまったり、逆に要らないと思って出かけると急激に降ったりと、なかなか難しい時期に入りました。

まあ、毎年、梅雨の後半はこんなものなのかもしれませんが。

あまりに雨が降らないと、関東では、梅雨明け後の夏本番に水不足が心配になりそうです。

一方で、梅雨明けに先んじて猛暑日が続いており、ニュースでも熱中症で救急搬送される件数が増加傾向にあるとの報道もあります。

こまめに水分を採って、無理せずまめに休息をとるなどして、体調を崩さないように注意して過ごしてくださいね!

さて、今日のお話なのですが。。

最近、古くからお世話になっているご年配のお得意様のご自宅にお邪魔させていただいたときのこと。

「私も年齢的にそろそろ最後(最期)のことを考えることがあるの。式自体は家族だけでと考えているけれど、旅立つ際の衣装は、ちゃんとしたものを作って、それを着て旅立ちたい」とご相談を受けました。

そういったご要望も、今までも無いことはなかったのですが、ここのところ立て続けに数件、似たようなニュアンスのご相談を受けたんですよね。

そこで今回、私共甲州屋では、「旅立つ際の衣装」の制作をお引き受けさせていただくことになりました。

もちろん、そういった際には、式をサポートしてくれる業者さんが衣装を用意できるので、必ずしも事前に用意する必要はありません。

が、既製品ではなく、しっかりした生地で、自分用のもので旅立ちたい、といったご希望をお持ちでしたら、事前に用意が必要になります。

そういったご相談にも対応させていただきますので、お気軽にご連絡いただければと思います。
(先のお話の件も、衣装が出来上がって、お客様に許可をいただければ、こちらで改めてご紹介できればと思います。)

実は昔、うちの番頭がその必要性を訴えて、売りに歩いていた時期があったのですが、その時はお客様を怒らせてしまって注文は入りませんでした。

時代の変化なのか、はたまた、どのような心境の変化がお客様にあったのか。

そのようなご相談が数件、不思議と立て続けにありましたので、今回お話しさせていただきました。

内容が内容なだけに、こちらから「ぜひ作っておきましょう!」と言うようなものでもありませんので、私共のサービスとして全面的に打ち出すことはありませんが、ご要望にはお応えできます、とだけご案内させていただきます。

最後に営業時間等についてのお知らせです。

現在、東京都には「まん延防止等重点措置」等の自粛要請等はございません。

それに伴い、私共甲州屋の営業時間も10:00~19:00と通常営業に戻させていただいております。

なお、引き続き、密回避のため、ご来店の際はご予約されることを推奨させていただいております。

ご予約はお電話またはメールにて承りますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

◆お電話
03-3341-3043
営業時間: 10:00~19:00
定休日: 日曜日・祝日

ご予約フォーム

また、状況の変化や行政等の方針の変化により営業時間等を変更することがありましたら都度お伝えしていきます。

次回もまたよろしくお願いします!

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