Blog『新宿通り・若旦那通信』

“新宿通りの若旦那”こと、新宿・甲州屋呉服店の志村郷親が、「着物」や「和文化」、日々の仕事のことなどについて語ります。

「立秋」が過ぎまして、そろそろ秋の準備の時期に入ります

こんにちは!
“新宿通りの若旦那”こと、
甲州屋の志村郷親です。

毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

先週はお天気が崩れた日は多少過ごしやすい日もありましたが、線状降水帯の影響で、局地的に激しい大雨に見舞われて被害が出ている地域が多数あったようです。

この場をお借りしましてお見舞い申し上げます。

さて、こうも暑い日が続くと、このまま夏がずっと続くのではないかと錯覚を起こしてしまいそうになりますね。。

でも、先週の日曜日は「立秋」でしたので、暦の上では秋になったということになります。

ちなみに、「暑中見舞い」は夏の暦の間に出すものとされており、立秋を過ぎると「暑さ」は「残暑」といわれるようになり、ご挨拶状は「残暑見舞い」に変わります。

「立秋」は四季の移ろいを暦で明確に区切った「二十四節気」の一つとされておりまして、中でも特に大切とされている「八節」の一つとされております。

夏至と冬至の「二至」、春分と秋分の「二分」、そしてそれらの中間に存在する「立春」、「立夏」、「立秋」、「立冬」の「四立(しりゅう)」、これらを合わせて「八節」と呼ばれておりまして、古くから季節を区分する言葉として大切にされてきたとのことです。

和装的には、まだまだ8月も初めのうちですので、着物も紗をはじめとした夏物の出番ですが、ぼちぼち、秋冬ものの準備を始める時期。

今年着た夏物で来季まで着る予定のないものは、夏は特に汗をかいたりしますので、しまう前に最終チェックをお忘れなくしていただいて、何か気になる箇所がございましたらお近くの呉服屋さんにご相談されることをお勧めします。
(出来れば、予防のために、何も気になるものがなくても一度洗いに出されたほうが良いとは思います。もちろん私共甲州屋でもご相談を受け付けております!)

ということで、「立秋」が過ぎましたので、「秋の準備」をテーマにお話しさせていただきました!

続きまして、夏季休業のお知らせです。

今年の私共甲州屋の夏季休業は、以下の通りとさせていただきます。

8/11(木)の山の日 ~ 8/15(月)

以上の5日間となりますので、誠に勝手ながらご了承いただけますと幸いでございます。

最後に営業時間等についてのお知らせです。

現在、東京都には「まん延防止等重点措置」等の自粛要請等はございません。

それに伴い、私共甲州屋の営業時間も10:00~19:00と通常営業に戻させていただいております。

なお、引き続き、密回避のため、ご来店の際はご予約されることを推奨させていただいております。

ご予約はお電話またはメールにて承りますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

◆お電話
03-3341-3043
営業時間: 10:00~19:00
定休日: 日曜日・祝日

ご予約フォーム

また、状況の変化や行政等の方針の変化により営業時間等を変更することがありましたら都度お伝えしていきます。

次回もまたよろしくお願いします!

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追伸

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