Blog『新宿通り・若旦那通信』

“新宿通りの若旦那”こと、新宿・甲州屋呉服店の志村郷親が、「着物」や「和文化」、日々の仕事のことなどについて語ります。

卒業式や入学式で着用した着物。その後のチェックはお済みですか?

こんにちは!
“新宿通りの若旦那”こと、
甲州屋の志村郷親です。

先週は落ち着かないお天気が続きましたね!

週前半は暑いくらいで、夏日を記録する日があったと思いきや、後半は打って変わって雨模様なうえ、急激に寒くなり、体調管理が中々難しい状況となりました。

私もお腹の調子が少し悪くなりまして、あまり冷えないものや、柔らかいものを食べて過ごしておりました。

この時期は食べ物が傷みやすかったり、急激な気温の変化で意外と体力を消耗していたりします。

抵抗力が弱っているときは、思いのほか急な体調不良に悩まされることがありますので、くれぐれもご注意いただき5月の大型連休を迎えていただければと思います。

さて、4月も後半に入りまして、ひとしきり続いた卒業式や入学式といったイベントも、一段落ついたと思います。

このブログの読者さんの中には、着物を着てお子さんやお孫さんの晴れの日を参加された方もいらっしゃったと思います。

その際、着物や帯、長襦袢(ながじゅばん)が、汚れたり、シミになったりしていませんか?

大勢の人がいる場所で着物を着用すると、どこかしら擦りついて汚れが付着したり、家族写真を撮るときについお子さんとはしゃいで汚れてしまったり、またはその後のお祝いのお食事の席でシミがついてしまったりと、よくよく見ると、意外と汚れやシミがついてしまうことが多いものです。

今一度よくチェックされて、もし気になるところがあったら、すぐに行きつけの呉服屋さんにご相談されることをお勧めします。

特に盲点なのが「水染み」

絹物ですと、乾いてしばらくすると垂れた形にシミが浮き出てくることがありますので、しばらく着用の予定がない場合でも、「生洗い」しておくことをお勧めします。

もちろん、私共の店でもお手入れに対応していますので、お気軽にご相談してくださいね。

大切に保管していただければ、世代をまたぐほど長持ちするのが着物の良いところです。

お嬢さんや息子さんが大きくなられたときに、あなたが着ていた着物を着てくれたら、とても素敵なことだと思いますよ!

年度替わりのイベントごとが一段落したタイミングでしたので、その後のチェックが大事と思いまして、今回はお手入れのお話をテーマとさせていただきました。

最後に営業時間等についてのお知らせです。

現在、東京都には「まん延防止等重点措置」等の自粛要請等はございません。

それに伴い、私共甲州屋の営業時間も10:00~19:00と通常営業に戻させていただいております。

なお、引き続き、密回避のため、ご来店の際はご予約されることを推奨させていただいております。

ご予約はお電話またはメールにて承りますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

◆お電話
03-3341-3043
営業時間: 10:00~19:00
定休日: 日曜日・祝日

ご予約フォーム

また、状況の変化や行政等の方針の変化により営業時間等を変更することがありましたら都度お伝えしていきます。

次回もまたよろしくお願いします!

 ↓ ↓
本格着物・浴衣・帯のお直し、修繕のご相談を承ります。

 

追伸

 【和服東京】では、「着物」や「和文化」を一緒に楽しむメンバーを募集しています!

【和服東京】メンバーについて

 

関連記事

アーカイブ

桑の苗木植樹プロジェクト

X でフォロー