Blog『新宿通り・若旦那通信』

“新宿通りの若旦那”こと、新宿・甲州屋呉服店の志村郷親が、「着物」や「和文化」、日々の仕事のことなどについて語ります。

【若旦那奮闘記⑤】新サービスの開発に向けて<その1>

こんにちは!
“新宿通りの若旦那”こと、
甲州屋の志村郷親です。

相変わらず新型コロナウイルスは収束に向かうどころか、感染拡大に歯止めがかかっておりません。

当店の営業は、先週末の土曜日は急遽お休みとさせていただき、今週の営業につきましても、11:00~18:00の時短営業と、土曜日の臨時休業を昨日決定しました。

そんな中でも、ご来店いただけるお客様は非常にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。

今後も政府や東京都の動向によって、しばらくの間、営業時間等の変更を余儀なくされる可能性がありますが、お客様の安全と1日でも早い収束をお祈りしつつ、このような措置をとらせていただきます。

ご不便をおかけしまして誠に恐縮ですが、ご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 

さて、もうだいぶ前になりますが、ブログを開設した当初(2018年5月)、私が甲州屋に入社以来、様々なことを考え、葛藤し、今日に至っている、といったお話をさせていただきました。

『新宿通り・若旦那通信』 ストーリー

で、私的にはキリのいいところで話が終わっていると思っていたのですが、ふとブログを読み返したところ、全然キリがよくなかったことを思い出しましたので、今回はその続きを書こうと思います。

以前書いた記事では、私が仕事について色々と思うところがある中で、「まだ若くて経験が無いから」とか「お前にはまだ早い」などと店で言われまくり、遠慮して過ごしていくうちに腐っていって、言われたことをただこなす日々を淡々と過ごしていた、といったお話をさせていただきました。

【参考記事】
続・驚きと大変だった入社後の日々

その後、「跡取りとして後で責任を負う立場になる人間なのに、なんで遠慮なんてしなきゃならないんだ!」ということに気づき、もろもろ吹っ切れてからは、店の改善案を考えたり、率直で辛口な意見を色々と言ったりするようになり、ついには新サービスの開発が始まる、というところまでお話しをさせていただきました。

【参考記事】
腐りかけていた私が、ある日突然吹っ切れた理由

さて、その新サービスの開発のお話なんですが、確かに私自身は吹っ切れいて、怖いものなしに社長や周りの人たちに意見して噛み付きまくってはいたものの、店の私に対する扱いは相変わらずでして、変わったのは、それでも私が引くことが無かった、ということぐらいでした(笑)。

そこで、どうやって周りを巻き込んでいくか?

どのように説得して理解してもらうか?

そんなことを、私なりにずっと考えていました。
(もっとも、誰も理解してくれなければ、一人でも邁進してやってやる!という意気込みでしたが…)

そして、結局のところ、王道ですが、やはり話を聞いてもらうには結果を出して示すしかない、との結論に至ったわけです。

しかし、どうやって結果を示していくかが問題でした。

商品知識や営業実績は、経験がものをいいます。
社長と同じ土俵では勝ち目がありません。

そこで、私は発想を変えて挑むことにしました。

どんな発想だったのかは、次回にお話しますね。

またよろしくお願いします!

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追伸

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