Blog『新宿通り・若旦那通信』

“新宿通りの若旦那”こと、新宿・甲州屋呉服店の志村郷親が、「着物」や「和文化」、日々の仕事のことなどについて語ります。

卒業式シーズン到来!袴の歴史、知ってますか?

こんにちは!
“新宿通りの若旦那”こと、
甲州屋の志村郷親です。

3月になりましたね!

ついこの間「明けましておめでとうございます!」なんて言っていたと思ったら、時が経つのがあまりに早いんでびっくりしております。(歳ですかねえ)

さて、3月といえば卒業式ですね!

早い大学だともう卒業式が終わっているかもしれませんが、これからがシーズン本番かと思います。

この卒業式でよく見かける袴姿ですが、袴をはくという慣習がいつ頃始まったのか、あなたはご存知でしょうか?

これは、明治から昭和初期にかけての女学生の制服が、今で言うところの卒業式の袴姿だったのだそうです。

この話自体は、私も呉服業界に入ってから何度か聞いたことがあったので知っていたのですが、今回ブログを書くにあたり、少し調べていたら、詳しく歴史について書かれているサイトがありました。

近代女子袴の歴史

http://www.kariginu.jp/hakama/history.htm

女性袴の誕生秘話から、女学生袴の始まり、セーラー服の普及による袴姿の減退といった話が書かれていて、なかなか奥が深いですよ。是非ご覧になってみてください。

ところで、卒業式の袴姿といえば、一昔前は「ハイカラさんが通る」でおなじみの矢絣模様の着物に紫の袴、ブーツの組み合わせが主流でしたが、今では様々な姿を見かけるようになりました。

今年はどんな袴姿の学生を見かけることができるのか、今から楽しみですね!

男性はあまり紋付着る人少ないんですけどね~

ということで、着る気はなかったけど、急に着たくなったという方!

一生に一度の思い出として、袴姿を検討してみてはいかがでしょうか?

まだ若干空きがありますので、是非甲州屋にご相談ください!

追伸

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