Blog『新宿通り・若旦那通信』

“新宿通りの若旦那”こと、新宿・甲州屋呉服店の志村郷親が、「着物」や「和文化」、日々の仕事のことなどについて語ります。

新宿・甲州屋呉服店より、6月のご挨拶。

こんにちは!
“新宿通りの若旦那”こと、
甲州屋の志村郷親です。

6月になりました!

毎年のことですが、早いもので今年も半年が過ぎようとしていますね!

この時期に気になることといえば、梅雨で毎日不安定なお天気に付き合わなければならないことでしょうか。

関東より西は続々と梅雨入りしているようですね。
平年よりだいたい1週間~10日ほど早い梅雨入りだそうです。

令和5年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)|気象庁HP

関東もまもなく梅雨入りするようなので、傘の手放せない日が続きそうですね!

その影響と、早くも台風が発生した関係で、先日、ここ数年この時期や夏場で話題になっている「線状降水帯」が各地で猛威を振るいました。

台風は温帯低気圧に 記録的大雨による増水や土砂災害に注意を

所によっては浸水や防風、波浪、大雨の警報が出るなど、広範囲にわたって被害が出てしまったようです。

私共がおります新宿では幸い浸水などの被害は出なかったようですが、東京でも渋谷区等の坂の下側に位置するエリアなどで車が水浸しになる映像がニュースで流れたり、その近隣各所でも被害が出たりしたとのこと。

天候による被害は自然災害ですのでどうにもならない部分もありますが、万一に備え、避難グッズの用意・確認は改めて必要だなと思った次第です。

さて、今年は行動制限が明けて、本格的に夏のイベントが各地で再開されます。

再三にわたるお話で恐縮なのですが、6月になりましたので、浴衣を新調される方は、そろそろご準備に移られたほうが良い時期に入っております!

というのも、最近の浴衣や夏物の動きを見てみると、例年より新調されるお客様が多いため、加工の方がいつもより混み合う可能性が非常に高いと予想されます。

平時でしたらお急ぎの対応もできたりしますが(追加で料金がかかってしまいますが)、そもそも混んでしまっては、お急ぎの対応自体ができない場合があります。
特に、反物からお仕立てするような本格浴衣を作る場合は、早めにご準備された方が良いと思います。

仕立て上がりの浴衣の場合は納期の心配はありませんが、早く動いた方がイメージしているものが手に入りやすいと思いますので、いずれにしても早い方が良いかと思います。

それと、これも再三お話しさせていただいておりますが、衣替えで着物を入れ替える際は、ぜひとも状態のチェックを欠かさずしてください!

問題が発生しても、すぐに対処すれば軽いお手入れで済むことが多いので、大きな修復のリスクが大幅に下がります。

気になることなどありましたら、お近くの呉服屋さんにご相談していただければと思います。
どんな小さなことでも相談に乗ってもらえると思いますよ!

もちろん私共甲州屋でもお手入れのご相談を受け付けておりますので、お気軽にお申し付けください。

ということで6月初のご挨拶とさせていただきました!

最後に営業時間等についてのお知らせです。

現在、東京都には「まん延防止等重点措置」等の自粛要請等はございません。

それに伴い、私共甲州屋の営業時間も10:00~19:00と通常営業に戻させていただいております。

なお、引き続き、密回避のため、ご来店の際はご予約されることを推奨させていただいております。

ご予約はお電話またはメールにて承りますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

◆お電話
03-3341-3043
営業時間: 10:00~19:00
定休日: 日曜日・祝日

ご予約フォーム

また、状況の変化や行政等の方針の変化により営業時間等を変更することがありましたら都度お伝えしていきます。

次回もまたよろしくお願いします!

 ↓ ↓
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追伸

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