【若旦那奮闘記⑧】新サービス開発に向けて<その4>
こんにちは!
“新宿通りの若旦那”こと、
甲州屋の志村郷親です。
新型コロナウイルスは相変わらず感染拡大傾向が続いています。
今年のゴールデンウィークは「ステイホーム週間」ということで、東京都は、外出を控えて巣篭り生活をするようにと発表しました。
公園の駐車場などは利用できなくなったようで、一歩踏み込んだ自粛要請の措置となりました。
現在私は週2、3日ほど事務処理等で出社しているのですが、昨日月曜日から、ここ新宿は今までにも増して明らかに人が少なくなったように感じます。
当店は現在休業中ですが、引き続きメールでのお問い合わせには対応しておりますので、着物のことについて何か気になることがありましたら(それどころではないご時世ではありますが…)お気軽にお問い合わせいただければと思います。
さて、今週も【若旦那奮闘記】の続きです。
先週は、従来の呉服屋にとって顧客創造の源泉であった「お得意様の家族継承」について取り上げ、核家族化や消費行動の多様化といった世の中の変化によって、これまでとは異なる顧客創造が必要になっていた、といったお話をしました。
如何せん、普段生活するのに着物を着る機会というのはだんだんと無くなってきているわけで…
確かに当店でお買いものをされるお客様も、ご婚礼支度のためにお買いものされる方は年々少なくなってくるばかり。
安定してお買いものされるお客様は、日本舞踊、茶道、華道、長唄、端唄などの芸事や、習い事をされているお客様が中心で、普段遣いで着物をお召になるような趣味でお買いものされるお客様は減少傾向にありました。
(そういえば、ホステスさんもドレス着用の方が増えました。)
では、「果たして着物って、皆がもう興味がなくなって着たいと思わなくなったか??」というと、色々と調べた結果、意外や意外、そうでもなかったことが判りました。
(そうじゃなきゃ、今頃お店は無いかもしれません…笑)
「興味を持っているのに着ていない人」は、いったいどんなことを考えているのか?
次回は、私なりに調べて判ったことを掘り下げて言語化してみたいと思います。
ゴールデンウィークは「ステイホーム週間」と名前が変わってしまいましたが、どうかお身体をお気をつけて乗り切ってください!
次回もまたよろしくお願いします!
追伸
あなたも【和服東京】のメンバーに加わりませんか?
メンバーになるともれなく…
↓
【和服東京】メンバーについて