Blog『新宿通り・若旦那通信』

“新宿通りの若旦那”こと、新宿・甲州屋呉服店の志村郷親が、「着物」や「和文化」、日々の仕事のことなどについて語ります。

久々に新入荷の商品をご紹介!「茶屋辻文様の附下」

こんにちは!
“新宿通りの若旦那”こと、
甲州屋の志村郷親です。

最近は連日まとまって雨の日が続いたり、晴れ間がのぞくと夏日で暑くなったりと、寒暖差が激しい日が続いていますが、体調はいかがでしょうか?

私の周りでは、体調不良に悩まれている方が結構多いです。
特に普段から頭痛になりやすい方は体調を崩されがちだと思いますので、どうか気を付けてお過ごしください。

さて、最近ようやく新規感染者数が減少傾向になってきているとはいえ、「緊急事態宣言」の影響がありまして、今年はなかなかお店のイベントや催事のご案内の告知ができない、といったことが重なっておりました。

新しく入荷した商品もあるにはあるのですが、ここのところご紹介はなんとなく自粛気味でした。

が、季節が変わりまして、新商品もどんどん増えておりますので、今回は久々に新入荷の商品をご紹介したいと思います!

今回は、これまであまりブログでご紹介してこなかったカテゴリーなんですが、ちょっと豪華目(「ちょっと」が重要!)な附下が入荷しましたので、ご紹介したいと思います。

こちら、茶屋辻文様(ちゃやつじもんよう)の附下になります。

ところどころに金糸や金箔でアクセントが入っており、とてもバランスの良い染め上がりとなっております。

茶屋辻文様は、もともとは江戸時代に生まれた風景文様で、夏の正装用の着物の文様だったそうです。

水辺の風景が描かれていて、家屋や橋、木や草花などがモチーフとなっているのが特徴です。

現在では、夏物に限らず、袷(あわせ)用の着物にも染められています。

古典柄の風景文様ということで、色遣いによってはかなり豪華な柄遣いになったりするのですが、今回ご紹介しました附下は、派手すぎず、地味すぎず、色遣いと柄遣いが非常に絶妙な仕上がりとなっております。

帯によって、様々な楽しみ方ができる逸品。

ご紹介せずにはいられず、今回ご紹介させていただきました!

お値段は、308000円(税込。裏地・お仕立て代別)でのご案内となります。

お店にお立ち寄りの際には是非一度、現品をご覧いただいて、この絶妙のバランスで創られた附下を楽しんで頂ければと思います!

最後に私共甲州屋の営業時間についてのお知らせです。

最近東京都では新型コロナウイルスの新規感染者は減少に転じてきてはおりますが、「緊急事態宣言」は9月30日まで延長されることになりました。

宣言発出中の営業時間は18:00までとさせていただき、18:00~19:00にご来店をご希望される場合は完全予約制とさせていただきます。

また、営業時間中も混雑緩和のため、ご来店の際には予約を推奨させていただいております。

> ご予約フォーム

また政府や都の発表、その他状況の変化により営業時間等に変更が生じた場合はお知らせいたしますのでよろしくお願い申し上げます。

次回もよろしくお願いします!

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追伸

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