Blog『新宿通り・若旦那通信』

“新宿通りの若旦那”こと、新宿・甲州屋呉服店の志村郷親が、「着物」や「和文化」、日々の仕事のことなどについて語ります。

袷(あわせ)のシーズンに入る前に今一度着物のチェックをお忘れなく!

こんにちは!
“新宿通りの若旦那”こと、
甲州屋の志村郷親です。

雨の多かった8月末から9月初旬でしたが、荒天も少し落ち着きを取り戻して暑さが戻ってきました。

体調などは崩されておりませんでしょうか?

この時期は夏休みが終わり、通常の生活リズムに慣らしていかなければならない時期。

個人的には、夏の猛暑疲れも相まって、体調を崩される方が多いように感じております。

どうか気を付けてお過ごしいただければと思います。

さて、先週のブログでは、9月のご挨拶ということで、私共甲州屋が101年目を迎えたこと、そして今年も「101周年・甲州屋の創業祭」の開催が決定したことをお話しいたしました。

創業祭の詳細については、こちらのお知らせページをご覧いただければと思います!

「101周年・甲州屋の創業祭」【10/2(水)~10/12(土)】開催のお知らせ

今は9月ということで、ちょうど夏物と冬物の間の「単衣(ひとえ)」の着物を着用する時期になります。

そして10月からは冬物のシーズンとなり、裏地がついている「袷(あわせ)」の準備が必要になってきます。

また11月は七五三、それが終われば12月ということで、年末年始にかけてまた着物の着用シーンが増えてくる時期でもあります。

夏物をしまう前に状態をチェックすることはもちろんですが、特に今後イベントを控えている方は、これから着用予定の着物の状態を今の時期からチェックしておいてくださいね。

着用時期が迫ってから慌ててお直しのご相談をされると、納期の関係でご対応が難しいことがありますし、とりあえず応急処置的な対応で本番を凌いでからその後のお直しをするなど、余計なコストがかかってきてしまいます。

今からでしたら、もし何か問題が発見されても、七五三の時期や年末までには十分にお時間がありますので、万全の状態で本番を迎えることが出来ます。

先ずはお持ちの着物をチェックされてみて、何か問題点や不明点が見つかったら、遠慮なくお近くやご贔屓の呉服屋さんにご相談されてみてください。

もちろん、私共甲州屋でもお直しやメンテナンスには積極的にご相談に乗っております。

お手入れやお直しのバリエーションは豊富にありますので、状況にもよりますが、様々なパターンのご提案ができるかと思います。

長期間放置したトラブルについては、打つ手が限られてしまいますし、お直しの難易度も上がってきてしまうものです。

人が健康診断をするのと同じで、定期的なチェックと早期の問題発見と解決が、着物を長く愛用するための秘訣です。

そうすることで、きっと、着物たちも喜ぶと思いますよ!

今回は、秋のイベントと冬物の出番が差し迫ったタイミングということで、着物の定期的なチェックの重要性についてお話をさせていただきました!

最後に営業時間等についてのお知らせです。

現在、東京都には「まん延防止等重点措置」等の自粛要請等はございません。

それに伴い、私共甲州屋の営業時間も10:00~19:00と通常営業に戻させていただいております。

なお、引き続き、密回避のため、ご来店の際はご予約されることを推奨させていただいております。

ご予約はお電話またはメールにて承りますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

◆お電話
03-3341-3043
営業時間: 10:00~19:00
定休日: 日曜日・祝日

ご予約フォーム

また、状況の変化や行政等の方針の変化により営業時間等を変更することがありましたら都度お伝えしていきます。

次回もまたよろしくお願いします!

↓ ↓ 
着物・浴衣・帯のお手入れ(洗い・シミ抜き)のご相談を承ります。

 

追伸

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