あなたの着物は大丈夫?虫干し(陰干し)の季節が近づいています!
こんにちは!
“新宿通りの若旦那”こと、
甲州屋の志村郷親です。
ちょうど今日が6月の最終日になりますね!
梅雨入りしてからだいぶ経ちますが、何だかんだであまり雨が降っていないような気がします。
今年は猛暑になると予想されているようですので、今後あまり雨が降らないとなると水不足が心配です。
それに今年の場合、真夏にマスクを着用される方が多いと思います。
暑さに無理と我慢せずに、こまめに水分補給するなどして夏を乗り切りたいですね!
また、最近コロナウイルスの感染者数が増加傾向にあるようです。
暑さを凌ぎつつコロナの予防をしなければならない大変難しい季節ではありますが、引き続き気を付けていきましょう!
さて、ここのところ毎週連載で続いておりました「若旦那奮闘記」ですが、私共の【和服東京】Facebookページの方に、「防カビ等の記事を載せてくれるとうれしい」とのリクエストを頂戴しましたので、今回は着物のお手入れの話をさせていただこうと思います。
(緊急事態宣言明けのブログは予告をしていましたが、話が脱線してしまいすみません!)
実は、リクエストを頂戴したタイミングというのがものすごくタイムリーでして、私の方でもそろそろお手入れの話をさせていただくタイミングかな?と思っていましたので、ちょうどよかったです。
というのも、着物の衣替えのタイミングがまさに「今」でして、これから夏物のシーズンに入る時期なんですね!
(6月、9月と合間に単衣(ひとえ)の時期が挟まりますが)
で、ここからお手入れ方法です。
今はまだ梅雨の時期なので、梅雨が明けたら、まず着物のために少しお時間を作っていただければと思います。
そして、ご自宅の窓を開けて、風通しを良くしていただきまして、1日で良いので着物を干しておいてください。
これを「虫干し」(陰干し)といいます。
普段着用していなくても、少なくとも年に1回着物を干すことで、余分な湿気を払いカビが付着するのを防ぐことができます。
またもしカビが付着していた場合でも、早期発見することによって、色の付いてしまった落ちにくいシミやカビになる前にお手入れのご相談を承ることができます。
現代の家屋は、昔の日本家屋と違って、一般的に機密性が高いため、確かに冷暖房が効きやすく快適に過ごしやすいといったメリットがあります。
その反面、機密性の高さゆえに湿気を帯びやすい造りとなっており、長いあいだタンスにしまいっ放しで放置しておくと、着物や帯が湿気を吸い続けて、身に覚えのないカビやシミができたりする原因となります。
もし、干したときや着用しようとした際に、シミやカビなど気になる部分が見つかったら、お気軽に甲州屋にご相談くださいね。
次回はまた「若旦那奮闘記」の記事の続きを書こうと思います!(たぶん)
またよろしくお願いします!
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