【若旦那奮闘記㉓】新サービス開発に向けて<その19>
こんにちは!
“新宿通りの若旦那”こと、
甲州屋の志村郷親です。
9月に入りました!
だいぶ過ごしやすくなってきましたが、今度は台風の季節になろうとしています。
お天気も崩れやすそうですので、傘を持ってお出かけする日が増えそうですね。
今年も残すところあと4か月。
今年について色々と振り返るような時期になってきましたが、振り返ってみても、コロナ対応で右往左往した記憶以外はなさそうな気がします。
なにせ、本来であれば我々甲州屋は春から夏にかけてはイベント目白押しの季節のはずでしたが、今年は今のところすべてのイベントが中止。
最近になってようやく新規感染者が少なくなってきましたので、都や政府発表を勘案しながら、今後のイベントを取り決めていこうと思います。
例年10月は「創業祭」を開催していますが、これも今のところ開催未定です。
決定次第、このブログでもお知らせしますので、お付き合いをいただけましたら幸いです。
さて、今週も、先週に続きまして【若旦那奮闘記】の続きです。
半年以上、業務フローの取り決めやプラン作成を続け、ようやくシステム業者さんを集めてのコンペの開催にこぎ着けたところまでお話しさせていただきました。
実はこのコンペ、全体説明会を1回と、質問面談を2回、複数の業者さんとしたのですが、なかなか決め手に欠ける感じとなりまして、追加で2度目の説明会を他の業者さんを呼んで行うことになりました。
一応フェアにしなければいけませんし、こちらとしてもより良いシステムと条件面を引き出したいこともあり、1度目と同じように説明会を1回、質問面談を2回行うことにしました。
ところで、この新きものサービス「えにし」は、お客様の着物を「お預り」して「レンタル」することから、お一人お一人の着物を間違いなく管理するシステムである必要がありました。
そこでシステム的な目玉は、システムと着物を紐づけるための「商品コード」を唯一無二の単品で管理しなければならない点と、実際の着物とシステムを結びつけるための「タグ管理」の必要性がある点でした。
そのため、システム業者さんにはRFP(提案依頼書)の中で、ICタグ(「洗い」や「シミ抜き」に対応できるもの)と連動する形でのシステム構築をお願いしました。
このICタグ、最近ではよく貸衣裳屋さんなんかの「在庫管理」でよく使われていると思いますが、そこから「お預り」、「レンタル」、ときには「販売仲介」といったことに対応するにはシステム的になかなか複雑なようで、どの業者さんからも質問が絶えず、とても活気に満ち溢れた面談になりました。
私はというと、1社目からすでにヘトヘト状態でしたが、ヘトヘト状態の顔を出すわけにもいきませんので、毎回気を引き締めて臨んだのを覚えています。
(コンサルタントの先生が横にずっとついてくださっていたので、随時補足を入れていただいて大変心強かったです。経験のないことだったので、私一人では無理でしたね。)
ということで、前回予告した「入札時のびっくり体験」を今回お話ししようかと思っていましたが、私がヘトヘトになったお話になってしまいましたね(笑)。
もちろん、これはこれでとてもシビレる体験でした。
なにせこれからの甲州屋の「在り方」と言いますか、方向性が大きく決まることですので、きちんと我々の要望はお伝えしたかったですし、実現のためにはコスト面も気にしなければなりません。
そんなこんなで入札に至るわけですが、ここで私はさらにびっくりしたことになるのでした。
その辺のお話を、次週できればと思います。
またよろしくお願いします!
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