Blog『新宿通り・若旦那通信』

“新宿通りの若旦那”こと、新宿・甲州屋呉服店の志村郷親が、「着物」や「和文化」、日々の仕事のことなどについて語ります。

【甲州屋のこれから①】あのサービスの誕生秘話をもう一度

こんにちは!
“新宿通りの若旦那”こと、
甲州屋の志村郷親です。

最近になって、それほど朝晩の冷え込みが厳しいものではなくなってきました。

日中、日が出ている時間帯は外を歩くと軽く汗ばむようになりましたね。

まだ時折、朝方が冷え込むことがありますが、私もようやく某ヒートテックを卒業できそうです(笑)。

さて、先週とうとう250回目の記念投稿を迎えました!

今年は私共甲州屋が100周年を迎える年ということもありまして、それに先駆けて、年明けに店舗の改装と移転をし、新店舗にて営業を開始いたしました。

300回目の投稿となりますと、このペースだと秋の丸100周年を先に迎えてしまいそうですし、200回目の投稿時は行動制限等の真っただ中で、記念投稿という空気でもありませんでした。

ということで、250回目のこの区切りより、久々に私共甲州屋について、主にこれからのことについて書いていこうと思います!

と、その前に…

以前、100回目の記念投稿の際は、主に過去の私の奮闘にフォーカスして、『若旦那奮闘記』をシリーズで書かせていただきました。

※ご参考 『若旦那奮闘記』

特に、私が中心となって立ち上げた着物の預かり・シェアリングサービス「えにし」の誕生秘話を中心に紹介させていただきました。

少しだけおさらいさせていただきますね。

もうかれこれ10年ほど前に、これからの呉服専門店の在り方と申しますか、若い方を中心に本格的な着物を楽しんでいただくためにはどうしたらいいか、あれこれ考えていました。

一方で、今までのこの着物業界は、お客様に対して少しムチャな、といいますか、少し行き届かないところが多々あったのではないか?

入社以来、世間の常識と相反する業界の常識といいますか、今どきだとびっくりするようなことが多くあって、困惑し続けていました。

「着物業界が低迷し続けているのは、確かに人々のライフスタイルが大きく変わったところもあるけれど、このような理解に苦しむような業界の常識があることもその一因ではないのか…」と行き着いたんですよね。

それで色々と研究を重ねて、着物の預かり・シェアリングサービス「えにし」が誕生した、といったお話をさせていただきました。

それからだいぶ時がたちまして、私共が提供している「えにし」のようなシェアリングサービスが、今は様々な業界で常識になりつつあります。

私共のような着物業界の専門店としても、このような新たなサービスを開発したことで、よりお客様の様々なニーズにお応えするための引出しが増えて、また、今まで着物を着ることを躊躇していたお客様の着用機会を提供することができましたし、着用に対する不安の解消の助けになったのではないかと僭越ながら自負しています。

そういった経緯を踏まえて、私共甲州屋はこれからどんな方向にブラッシュアップしていくのか、次回以降にまた詳しくお話しできればと思いますので、お付き合いのほどどうぞよろしくお願いします!

最後に営業時間等についてのお知らせです。

現在、東京都には「まん延防止等重点措置」等の自粛要請等はございません。

それに伴い、私共甲州屋の営業時間も10:00~19:00と通常営業に戻させていただいております。

なお、引き続き、密回避のため、ご来店の際はご予約されることを推奨させていただいております。

ご予約はお電話またはメールにて承りますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

◆お電話
03-3341-3043
営業時間: 10:00~19:00
定休日: 日曜日・祝日

ご予約フォーム

また、状況の変化や行政等の方針の変化により営業時間等を変更することがありましたら都度お伝えしていきます。

次回もまたよろしくお願いします!

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追伸

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