【若旦那奮闘記⑭】新サービス開発に向けて<その10>
こんにちは!
“新宿通りの若旦那”こと、
甲州屋の志村郷親です。
先週発動されていた東京アラートも解除されまして、レインボーブリッジと東京都庁は元通り七色の照明に戻ったようですね。
私はまだ確認できていませんが、機会がありましたらまた甲州街道から眺めてみようと思います。
如何せん関東も梅雨入りしまして、傘が手放せなくなった関係でなかなか綺麗な夜空を眺めることができず、いつもの帰り道で観る機会が限られているんですよね。
東京アラートが解除されたとはいえ、1日40人超の新規感染者が東京で確認されており、油断はできません。
が、都や国のお話だと、「感染経路の検査を積極的に行った関係で感染者増につながった」との発表ですので、すぐに第2波につながるものではないとの見解を示しているようです。
どちらにしても用心するに越したことはありませんが、これからの季節はマスクを付けるとかなり暑いので、熱中症対策をきちんとして臨機応変に気を付けて過ごしてください。
(新型肺炎にかかる前に熱中症で病院のお世話になってしまってはいけないと思いますので!)
さて、今週も、先週に続きまして【若旦那奮闘記】の続きです。
前回は、ついに私共甲州屋が展開している着物サービス、「えにし(縁)」誕生の核心に迫った内容だったと思います。
着物を着てみたいけどお金はかけられないし、色々分からないことが多くて不安と考えていらっしゃる方と、着なくなったけど大事にしていた着物を安値で処分するのは寂しいし、まだまだ着られる着物が活躍してくれれば嬉しいというお客様のご縁をつなぐサービス。
ゆえに、「縁(えにし)」という意味が込められているとお話させていただきました。
ただ実は、この発想を私一人で漠然と考えている段階では、正直言って、サービス化に不安がありました。
サービスシステムが複雑になりますし、何よりこのサービスを理解して下さるお客様がいらっしゃるのだろうか…
(平たく言ってしまえば、怪しい、胡散臭いなどと思われてしまうのではないか…)
そういった不安があり、しばらく私の胸にしまったまま踏ん切りがつかない日々を過ごしていました。
これからどうしたらいいか、他に方法はないだろうか、と思う日々が続いていたと記憶しています。
ところが、ある一つのきっかけで私の背中が押されて踏ん切りがついて、ついにサービスの開発に進むことになります。
とはいうものの、ここまで複雑なサービスになりますと、今までのやり方の延長線上でやるとなると莫大なコストがかかってしまいます。
着物のお預りを実施するとなると保管する場所はおろか、棚卸の管理が複雑になります。
それに伴い、人件費がものすごくかかることが容易に想像できました。
そのため、新たにコンピューターを導入してシステムを管理する必要がありました。
また周囲を説得するところから始めなきゃいけないのかと悩みましたが、しかしこれは前向きな悩みなので、何と言いますか、こういう時は力が漲ってくるんですね!
そして、私のプロジェクトを応援してくれる心強い味方の人たちが次々と現れて協力してもらえるようになったのもこの時期でした。
それまでに比べてエネルギーが必要になることが多く出てきましたが、それ以上に、私を助けてくれる人がいる、という心強さが勝って、かなり頑張れました。
ということで、次回は開発プロセスの詳細についてお話しようと思います。
またよろしくお願いします!
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