【若旦那奮闘記⑨】新サービス開発に向けて<その5>
こんにちは!
“新宿通りの若旦那”こと、
甲州屋の志村郷親です。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?
「ステイホーム週間」ということで、ご家庭でゆっくり過ごされた方が多いかと思います。
私も今年はどこに出かけることもなく、家族でゆっくり過ごしました。
ところで、当店の営業再開の方針についてですが、先週のブログでお話しさせていただいたとおり、緊急事態宣言の延長により、当店の営業再開も延長となりました。
報道では5月14日頃に宣言の解除を検討するとのことですので、長くなるか短くなるかは分かりませんが、解除の発表をもちまして、営業を再開する予定になっております。
日々の感染者数はだいぶ少なくなってきましたが、当然、まだ油断はならない状況だと思います。
宣言が解除されたらまた感染者が増えてしまった!なんてことになりましたら、今度はかなりの自粛の長期化になってしまいますので、ここはじっとこらえて、安心してお客様にお会いできる日を楽しみにしております。
さて、今週も、先々週に続きまして【若旦那奮闘記】の続きです。
先々週のお話では、「着物に興味を持っているのに着ていない人」が考えていることなどを掘り下げて言語化してみたいと思います、というところまでお話させていただきました。
以前、私共では、お店のお客様お一人お一人様の台帳から、お買い物動向を検証することのみを行っていました。
何せ大量生産品と違って一点ものですので、用途やお好きな柄、色味という個人的なデータから、商品のラインナップを考えてきました。
ですが、「新しい顧客創造」となると、もう少し客観的なデータが必要でした。
そこで、業界全体の大局的なデータで検証をしてみようと考え、外部機関から調査データを取り寄せて検証をしてみました。
すると、色々調べていくうちに、面白いというか、意外な結果が分かってきました。
それは、なんと、着る機会が減少しているにも関わらず、約9割の女性が着物に興味を持っており、何かきっかけがあれば着てみたいと考えている、というデータでした。
では、そんなにも興味を持っているにもかかわらず、なぜ着用に踏み切れない方が多くいらっしゃるのか?
次回は、この点についてさらに細かく検証したときのお話をしようと思います。
またよろしくお願いします!
追伸
あなたも【和服東京】のメンバーに加わりませんか?
メンバーになるともれなく…
↓
【和服東京】メンバーについて